ベルリン国際映画祭で、パレスチナ占領を扱ったドキュメンタリーが受賞
2月 28, 2024 17:46 Asia/Tokyo
第74回ベルリン国際映画祭において、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ占領を扱った『ノー・アザー・ランド(No Other Land)』が、パノラマ部門のドキュメンタリー観客賞を受賞しました。
同映画の4人の監督のうち、受賞スピーチを行ったパレスチナ人のバーゼル・アドラ氏とイスラエル人のユヴァル・アブラハム(Yuval Abraham)氏の2人は、イスラエル政権へのドイツ製兵器売却の停止を訴え、観客から万雷の拍手喝采を受けました。
アドラ氏は、「私の家族、そして私のコミュニティは、長年にわたりシオニスト政権イスラエルの野蛮な占領行為によって破壊された。私は今回の受賞を嬉しく思うが、イスラエル政権によりガザで何万人もの人々が虐殺されている中でこれを祝うのは難しいことだ」と語りました。