3月 11, 2024 20:17 Asia/Tokyo
  • ウクライナ戦争で被害を受けた同国の少女
    ウクライナ戦争で被害を受けた同国の少女

スロバキアのフィツォ首相が、ウクライナ戦争において西側が取る戦略を批判し、「西側はこの戦争を強く支持している」と述べました。

フィツォ首相は、「西側がウクライナ戦争継続を支持するというメッセージは、2022年に伝えられた。一部の西側諸国は当時、ウクライナにロシアとの和平協定を思いとどまらせ、 『我々はウクライナ戦争を、ロシアを弱体化させるために利用する。ウクライナへ軍事・経済支援を行い、ロシアに制裁を課す。つまり、ロシアを国際レベルで弱体化させる』とした。しかし、これが政治、経済、財政の面でも効果をもたらすことはないと理解すべきだ」と述べました。

そして、「ロシアは、ウクライナにより解放された地域よりさらに多くの土地を、自身の支配下に置いた。また、ロシアでは経済崩壊は全く起きておらず、プーチン大統領への支持も衰えていない」と指摘しました。

ニュースサイト「ストラナ」によりますと、フィツォ首相はこれ以前にも、「ロシアを負かすべくEUと米国が取った戦略は奏功せず、数千人のウクライナ人とロシア人の死をもたらしただけだった」と述べています。

 


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