チュニジア国民が米大使の国外追放とパレスチナ侵略停止を要求
北アフリカ・チュニジアで、市民らがパレスチナ国民への支援を継続する中、同国に駐在するアメリカ大使の追放とシオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への侵略停止を要求しました。
チュニジアでは先月30日月曜、市民らが同国にあるアメリカ大使館前に集結し、イスラエル政権のガザにおける犯罪を非難しました。パールストゥデイによりますと、チュニジア国民はアメリカのイスラエル支援を批判し、自国に駐在するアメリカ大使の追放を要求しました。
チュニジア市民らは、ガザ地区でのイスラエル政権の犯罪を非難した他、「占領者政権イスラエルがレバノン南部に大規模な攻撃を開始すれば、自らの墓穴を掘ることになるろう」と強調しました。
イスラム諸国は現在、イスラエル政権がガザでパレスチナ人虐殺を続けていることから、同政権に対する憎悪の波につつまれています。イスラム教徒によるシオニスト政権のボイコット実施は、この憎悪が限界に達しているのを示すものです。
イスラエル政権は昨年10月7日より、西側諸国の全面的支援を受けながらガザおよびヨルダン川西岸において、防衛の術を持たない圧政にさらされるパレスチナの人々に対する新たな虐殺を開始しました。
最新の報告によれば、イスラエル政権軍のガザ攻撃によるこれまでのパレスチナ人死亡者は3万7000人以上、負傷者は8万5000人以上にのぼっているということです。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、ユダヤ人を移民させた上で、1948年にパレスチナ領土に樹立されました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪おうと、さまざまな大量殺害計画を実施しています。
世界の多くの国々はイランの呼びかけにより、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の国への帰還を真剣に支持しています。