ニュース | イラン最高指導者顧問:「コーカサスはキュロス大王時代からイランの安全保障上の辺境地域」/仏外務省が米国大使を召喚
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イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題担当顧問を務めるヴェラーヤティ氏が、イランにとってコーカサス地域が旧来から重要な地域であったことを強調しました。
(last modified 2025-08-25T08:10:04+00:00 )
8月 25, 2025 16:37 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者国際問題担当顧問のアリー・アクバル・ヴェラーヤティ氏
    イラン最高指導者国際問題担当顧問のアリー・アクバル・ヴェラーヤティ氏

イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題担当顧問を務めるヴェラーヤティ氏が、イランにとってコーカサス地域が旧来から重要な地域であったことを強調しました。

アリー・アクバル・ヴェラーヤティ最高指導者顧問は24日日曜、「X」への投稿で、「イスラムの聖典コーランではズル・ガルナイン(神によって力を与えられ、人々とゴグとマゴグの間に鉄の壁を築いたとされる人物)が称賛されているが、アッラーメ・タバータバーイー師のような偉大な注釈者らは、ズル・カルナインが紀元前のイランの王・キュロス大王のような存在であると信じている」と述べています。

【ParsTodayイラン】ヴェラーヤティ顧問はさらに「古代ギリシャの歴史家ヘロドトスによれば、キュロス大王の時代からコーカサスは常にイランの安全保障上の辺境であり、彼はそこにダムを建設して蛮族の侵略を防いだ」としています。

ユニセフ:「ガザ地区における支援物資の配給状況は劣悪」

カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、ユニセフ国連児童基金のキャサリン・ラッセル事務局長は24日日曜、「アメリカ・シオニスト系人道支援団体であるユニセフによるガザのパレスチナ人への人道支援提供方法が劣悪な状況を生み出しており、ユニセフは適切な支援を行っていない」と強調しました。ラッセル事務局長はさらに、「ガザ地区の人道支援センターから食料を受け取ろうとする人々が、銃撃の標的となっている」と語っています。

フランス外務省、米国大使を召喚

フランス通信によりますと、フランス外務省は同国が反ユダヤ主義対策で十分な対応を講じていないとした米国の非難を受け、フランス駐在のクシュナー米国大使を呼び出しました。フランス外務省は「米国大使の主張は容認できず、同盟国間で築かれるべき信頼水準を下回るものだ」と表明しています。

シオニスト警察官が自殺

シオニスト政権イスラエルのメディアは24日日曜、ガザ地区に隣接するシオニスト入植地スデロトで勤務していた警察官が自殺したと報じました。このイスラエル人警察官は、2023年10月7日にパレスチナ抵抗勢力との衝突で同僚が殺害された後、精神的・情緒的問題に苦しんでいました。イスラエルメディアによれば、この警察官の死により、イスラエル軍および治安機関の職員の自殺者数は今年(2025年)初めから22人に増加しています。

ロシア外相:「西側諸国は停戦交渉の膠着化を狙う」

レバノンのニュースサイト・エルナシュラによりますと、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は24日、「西側諸国はウクライナ戦争終結を目指す交渉を膠着状態に陥れる口実を探している」と述べた。ラブロフ外相はさらに「ゼレンスキー・ウクライナ大統領とプーチン・ロシア大統領の会談の予定はない」とコメントしています。

シリア暫定大統領:「イスラエルとの安全保障協定締結は間近」

エジプトの独立系新聞アル・マスリー・アル・ヨウムによりますと、シリア暫定政府のアブ・ムハンマド・ジャウラニ大統領は24日、同国首都ダマスカスで記者団に対し、イスラエルとシリアによる安全保障協定関連の交渉が進展していることを認めています。この報道によれば、ジャウラニ暫定大統領はシリアに利益をもたらすあらゆる協定を躊躇なく締結する意向を示すとともに、あらゆる対イスラエル協定を公表すると語りました。

イラン国会関係者:「我々は武力に屈しない」

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のエブラーヒーム・レザーイー報道官は24日、メフル通信とのインタビューで、平和目的の核技術を保有するイランの法的権利を強調するとともに、「NPT核兵器不拡散条約第4条およびIAEA国際原子力機関規程第2条によれば、ウラン濃縮を含む平和目的の核技術の保有は侵害されざるイランの権利であり、何人もこの権利をイランから奪うことはできない」と述べました。さらに「西側諸国、特に米国当局者によるイランのウラン濃縮権に関する一部の発言は単に権力行使の表現に過ぎない」と述べ、「イランとその国民は、これまで一度も権力や武力に屈したことはなく、今後も決して屈することはない」と付け加えました。

イスラエル、イエメン首都を空爆

イスラエルの第15チャンネルTVは情報筋の話として、14機以上のイスラエル軍機が現地時間の24日日曜夕方、40発以上のミサイルと爆弾を使用してイエメン領内の標的を攻撃したと報じました。これについて、イエメン保健省は声明で「イスラエルによるイエメン首都サヌアへの攻撃で市民4人が殉教し、67人が負傷した」と発表しています。また、イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの政治局も声明を発表し、「ガザ地区への侵略が停止され、同地区の封鎖が解除されるまで、イエメンはガザにおけるアメリカ・シオニストの計画への対抗から撤退せず、敵の侵略に対する主権防衛の枠組み内でいかなる行動も辞さない」と表明しました。

ハマス:「停戦に関する公式回答は受け取っていない」

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのバセム・ナイーム政治局員はメッセージの中で、「停戦合意に関する最近の提案に関して、今のところ公式回答は我々には届いていない」と述べ、「合意成立の最大の障害はネタニヤフ・イスラエル首相であり、パレスチナ国民は目標達成に向けて努力を続ける」と強調しました。

 

 


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