科学|イランがナノテクノロジー産業で飛躍:幅広い用途を持つナノ材料の大量生産/持続的ながん免疫の秘密の究明
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イランのある知識ベース企業が化粧品、衛生用品、繊維、プラスチックなど様々な業界で使用される新発明製品の開発に成功しました。
(last modified 2025-09-29T08:39:17+00:00 )
9月 29, 2025 13:46 Asia/Tokyo
  • イランがナノ技術産業分野で飛躍:幅広い用途を持つナノ材料が大量生産
    イランがナノ技術産業分野で飛躍:幅広い用途を持つナノ材料が大量生産

イランのある知識ベース企業が化粧品、衛生用品、繊維、プラスチックなど様々な業界で使用される新発明製品の開発に成功しました。

【ParsTodayイラン】メフル通信によりますと、イランの知識ベース企業であるASEPEアールマーン・ジョストジューギャラーン・エナジー・ヌール社がこのほど、様々なナノ材料の大量生産によりイラン国内の産業ニーズへの対応に向けて大きな一歩を踏み出しました。同社は現在、セレンナノ粒子、酸化亜鉛、銀コロイドなどのナノ材料を生産し、市場に供給しており、同社の酸化亜鉛ナノ粒子の生産能力はひと月当たり2トン、銀コロイドの生産能力は100トンと発表されています。ASEPEの製品にはコロイド状の二硫酸セレンナノ粒子があり、これはシャンプー業界で使用されています。また同社の注目すべき製品にはこのほかに、銀と酸化亜鉛のナノ粒子を用いて製造される「ナノクリニア」と呼ばれる消毒液であります。
 

持続的ながん免疫の秘密が究明

新たな研究により、幹細胞様T細胞と呼ばれる希少な免疫細胞が、がんや慢性疾患に対する持続的な免疫反応を起こす上で鍵となる役割を果たしていることが明らかになりました。T+ID3と呼ばれるこれらの細胞は、同名のタンパク質の存在により自己複製能と疲労抵抗性を有し、強力な免疫反応をより長期にわたり維持できます。この発見は、慢性疾患治療における最大の課題の1つの克服に寄与する可能性があります。
 

 


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