ニュース|イラン革命防衛隊司令官;「敵のいかなる過誤にも断固として対応」/プーチン氏;「ロシアが主導権を掌握」
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イランイスラム革命防衛隊のモハンマド・パークプール総司令官
IRGCイラン・イスラム革命防衛隊のパークプール総司令官が、同防衛隊海軍記念日を祝うメッセージの中で「ペルシャ湾、及びその湾口に当たるホルモズ海峡、イラン領の島嶼部における敵の誤算は、即時の断固たる痛烈な対応に直面し、敵は自らの行動を後悔することになるだろう」と強調しました。
【ParsTodayイラン】パークプール総司令官は「イラン革命防衛隊海軍記念日」に因むメッセージにおいて「この記念日を目前に控え、殉教した聖なる防衛(対イラク戦争)軍の指揮官と戦士諸君、特に1987年10月8日のペルシャ湾における永遠の叙事詩の英雄諸氏、つまり『殉教者ナーデル・マハダヴィー氏、ビージャン・ゴルド氏、ナスロッラー・シャーフィイ氏、ゴラームホセイン・タヴァッソリー氏、メフディ・モハンマディーハー氏、ホダーダード・アーブサーラーン氏、そしてマジード・モバーラキー氏』の各諸氏に謹んで敬意を表する。彼らは勇敢に戦い世界の覇権主義者という傀儡勢力を打ち砕き、ペルシャ湾を侵略者の墓場とせしめた」と語りました。
また「この偉大なる日は、イラン全軍最高司令官である最高指導者ハーメネイー師に従い、ペルシャ湾や戦略的なホルモズ海峡、そしてイラン周辺海域の恒久的な安全保障の旗手である、強大な革命防衛隊の勇敢な海兵諸君の強い信念、知的な抵抗、そして抑止力の象徴である」と述べています。
続けて「当防衛隊は我がイスラム革命、イスラム政権、そして我々の愛すべき誇り高きイランの敵に対し、明確に警告する。ペルシャ湾、ホルモズ海峡、そしてイランの島嶼部において、彼らが引き起こしたあらゆる過誤に対し断固として、即座に、痛烈な報復を与え、彼らは強く後悔することになる」としました。
そして「疑いなく、今日のIRGC海軍はイスラム教国たるイランの国家・地域的安全保障の保証人であるだけでなく、世界的な覇権主義勢力に対抗し、正義、権威、諸国民の独立に基づいた新しい海洋体制の創始者でもある」とコメントしています。
イスラエル海軍、国際抵抗船団を再攻撃
一方、パレスチナ・ガザ地区への支援物資を運搬する国際ガザ支援・抵抗船団グローバル・スムードGSFは、同船団を形成する複数の船舶がシオニスト政権イスラエル軍の新たな攻撃を受けたことを明らかにしました。GSF船団は8日水曜、「X」上の声明で「イスラエル海軍は、ガザ地区の封鎖突破を目指していた船団を攻撃した。当船団は、少なくとも2隻の船舶がイスラエル海軍に則られたことを確認した」と表明しています。
ウズベキスタン、アフガンの石油・ガス田の探査・採掘権を獲得
アフガニスタンのタリバン現政権は中央アジア・ウズベキスタンの企業に対し、同国における炭化水素資源の探査・採掘権を付与しました。この重要な合意は、この地域のエネルギーと輸送網の地図を大きく変える可能性があります。ウズベキスタンは25ヵ年契約の締結により、アフガンにおける炭化水素資源の探査・採掘権を獲得しました。
ロシア:「タリバン政権はアフガンにおける外国軍基地の設置を一切認めず」
ロシア大統領府アフガン担当特別代表のザミール・カブロフ氏は7日火曜、「アフガニスタン・タリバン政権のアミール・カーン・ムタキ外相はロシア外相に対し、タリバン政権としてバグラム基地をはじめ、アフガン国内の外国軍基地の設置を一切認めない旨を伝えた」と発表しました。
プーチン大統領:「ロシア軍は戦場で戦略的主導権を掌握」
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、同国軍がウクライナの戦場で完全な戦略的主導権を握っており、今年新たに5000平方キロメートルの領土を制圧したと述べました。プーチン大統領は7日火曜、ロシア軍最高司令官らによる会合で「ウクライナはロシア領の深奥部への攻撃を計画しているが、この動きは状況の変化の助けにはならない」としています。