ニュース|イラン国家安保評議会書記:「パキスタンとの協力は地域平和に寄与」/ベネズエラ、米国の主張に反応
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イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のラーリージャーニー書記が、地域においてパキスタンが重要な立場にあることを強調し、「様々な分野でのイラン・パキスタン間協力は地域の平和と平穏に貢献している」と語りました。
アリー・ラーリージャーニー書記は25日火曜午前にパキスタン首都イスラマバードに到着した際、記者団に対し、「パキスタンは地域における重要な国であり、地域の安全保障状況への影響力において卓越した立場にある」と述べています。
【ParsTodayイラン国際】ラーリージャーニー書記はまた「パキスタンはイラン東部に隣接した国として文化面でも重要な役割を果たしており、両国間の関係は長きにわたり奥深い歴史的なものとなっている」とコメントしました。
さらに「地域情勢が目まぐるしく変化している現在、様々な分野におけるイランとパキスタンの協力は、地域の平和と安定に寄与しうる」と強調しました。
イスラエル軍幹部間の対立が激化
その他のニュースでは、シオニスト政権イスラエル軍合同参謀本部のエヤル・ザミール議長および、カッツ・イスラエル戦争相の間で対立が激化しています。この問題を受け、ネタニヤフ・イスラエル首相は両者に対し会合の開催により意見の対立を解消するよう求めました。ザミール議長は、カッツ大臣による新任者任命中止決定に対し、「これはおかしい」とし、軍の能力に悪影響を与える可能性があると警告しました。
スーダンで3ヶ月間の停戦へ
東アフリカ・スーダンからの報告によりますと、同国の準軍事組織RSF「迅速支援部隊」を主導するムハンマド・ハムダン・ダガロ司令官(通称ヘメティ氏)が、3ヶ月間の人道的停戦に同意しました。同司令官はこれについて「戦争はスーダン国民を疲弊させており、流血を止める必要性はこれまで以上に高まっている」と語っています。
米国の主張に対しベネズエラが反応
南米ベネズエラの外相は同国とアメリカの間の危機を受けて、「(麻薬犯罪組織とされる)カルテル・デ・ロス・ソレズをテロ組織に指定するという米国の愚行を不条理なものとして断固拒否する」とし、「このようなカルテルは存在しない」と述べました。これに先立ち、マルコ・ルビオ米国務長官はこのカルテルが外国のテロ組織であり、米国への麻薬密売に関与していることから、米国として制裁を科す意向だと主張していました。
ロシア連邦院議長:「EUのいかなる和平案も戦争と化す」
ロシア・EU間の軋轢が続く中、ロシア連邦院議長のワレンチナ・マトヴィエンコ氏は、「EU内の和平案はいずれも戦争の継続に変わる」とし、「EUは世界の戦争勢力にとって最も重要な道具となっている」と語りました。

