ASEAN、南シナ海の対立における武力行使を否定
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ASEAN東南アジア諸国連合と中国の外務大臣が、南シナ海上空での航空機の飛行と航行の自由に関する取り決めを強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 25, 2016 19:23 Asia/Tokyo
  • ASEAN、南シナ海の対立における武力行使を否定

ASEAN東南アジア諸国連合と中国の外務大臣が、南シナ海上空での航空機の飛行と航行の自由に関する取り決めを強調しました。

イルナー通信によりますと、ASEAN10カ国と中国の王毅外務大臣は、共同声明の中で、南シナ海の領土問題を巡る対立と、この海域での航行の自由について、行動の原則宣言を完全に実施することを強調しました。

この声明によりますと、関係各国は、領土や司法、行政に関する問題の対立を、武力を使用せずに友好的な協議によって平和的に解決することを確認しました。

ASEANに加盟するマレーシア、フィリピン、ベトナム、ブルネイの4カ国は、南シナ海の領有権を巡って対立しています。

ASEANの外相らは、中国との共同声明で、1982年の国際海洋法条約など、国際的な権利として知られる原則に沿って、対立を解決するために直接協議を行うことを盛り込みました。

双方はさらに、状況を複雑にし、対立を深め、地域の平和と安定に影響を及ぼす活動において、慎重に行動することで合意しました。