中国、「日本の立場は日本を孤立させる」
7月 30, 2016 16:33 Asia/Tokyo
中国が、日本がこの国に関係のない問題に関して今の立場をとり続けるのであれば、これまで以上に孤立することになると警告を発しました。
イルナー通信によりますと、中国外務省の陸コウ報道官は29日金曜、仲裁裁判所の判決を受けた南シナ海に関する日本の立場に反応し、「日本はなぜ南シナ海の問題に対して、『取るに足らない少数派』になっているのかを考えるべきだ」としました。
また、「日本は地域諸国が南シナ海の問題に関して中国と協力を行おうとしているにもかかわらず、関係のない努力をやめようとしていないようだ」と語りました。
さらに、「80カ国以上の国と国際機関は現在、南シナ海の問題に対する中国の立場を支持すると強調しており、数カ国だけが仲裁裁判所の判決を支持して、それを国際法に基づく判決だとしている」としました。
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は今月12日、南シナ海の問題に関するフィリピン政府の2013年の訴えに対して、中国がこの海域の天然資源の独占権、あるいは人工島建設の権利を有するという歴史的な根拠はないとの判決を下しました。
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