国連安保理が北朝鮮の弾道ミサイル実験に非難声明

国連安保理が、北朝鮮の弾道ミサイル実験を強く非難しました。　　　　　　　

フランス通信によりますと、国連安保理15カ国は２６日金曜、アメリカの承認と、北朝鮮の主要な同盟国の中国の支持により、非難声明を発表し、よりいっそうの監視の継続と、措置の実施に関して合意しました。

この声明では、より詳細な説明は行われていません。

国連安保理は２６日、会合で、アメリカが韓国に配備しようとしているＴＨＡＡＤミサイル防衛システムの配備に反対する中国の圧力の中、この問題に関して合意することができませんでした。

国連安保理はまた、北朝鮮に対して、核実験など、安保理決議に違反する行動を慎むよう求めました。

さらに、日本の領海への北朝鮮のミサイル発射を非難するとともに、日本の領海に初めてミサイルが落下した８月２日のミサイル実験と、７月９日、１８日の実験を非難し、このような実験は国連安保理決議に対する大きな違反だとしました。