アメリカ下院、同時多発テロでサウジアラビアを訴追できる法案を可決
9月 10, 2016 19:36 Asia/Tokyo
アメリカ下院が、2001年のアメリカ同時多発テロの遺族がサウジアラビアを訴え、賠償金を請求できる法案を可決しました。
プレスTVによりますと、アメリカ下院は9日金曜、テロ支援者制裁法を可決しました。
一方、アメリカ政府は、この法案に関して拒否権を発動するとしています。
アメリカ上院は5月17日、この法案を全会一致で可決しました。
この法案の反対者は、この法案はアメリカとサウジアラビアの関係に悪影響を及ぼすとしています。
アメリカ政府は、10日土曜、これに関して、オバマ大統領はこの法案に拒否権を行使すると発表しました。
9,11同時多発テロの後、サウジアラビア当局は、サウジ国籍の人間はこのテロに関与していないとしました。
一方、このテロの容疑者の15人から19人が、サウジアラビア国籍をもっていました。
このテロにより、3000人が死亡、6000人が負傷しました。
アメリカ当局は、テロ組織アルカイダがこのテロに関与したとしています。
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