ロシアが、北朝鮮の核実験に再度抗議
9月 13, 2016 18:23 Asia/Tokyo
ロシアがモスクワ駐在の北朝鮮大使を呼び出し、最近の同国の核実験を国際法への違反だとして非難しました。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省は13日火曜、声明の中で、「モルグロフ外務次官は、キム・ヒョンジュン北朝鮮大使を呼び出し、北朝鮮の核を使用した軍事行動は国連安保理決議への違反であり、朝鮮半島の緊張を拡大するものだと強調した、と表明しました。
モルグロフ外務次官はさらに、北朝鮮大使に対して協議に戻ることが、核問題やその他の朝鮮半島の問題の唯一の解決策だと表明しました。
ロシアは9日金曜にも北朝鮮が核実験を実施した後、「この国の行動は国際法、国際社会の要請に違反するものであり、最も厳しく非難されるにふさわしい」と述べました。
ロシアはさらに、北朝鮮問題に関わる全ての国に対して、緊張を増す行動を慎むよう求め、北朝鮮のアプローチに対して国際的な反応を調整する用意がある、と述べました。
こうした中、北朝鮮の5回目の核実験を受け、同国に対する新たな制裁行使に向けたアメリカの圧力が高まる中、北朝鮮のリ・ヨンホ外務大臣は12日月曜、中国を訪問しました。
中国は北朝鮮の主要な外交の相手国となっています。
北朝鮮は韓国とアメリカの軍事協力の拡大に反発し、韓国はアメリカの核兵器庫と化しているとしました。
北朝鮮は今月9日、5回目の核実験を実施しました。
この核実験は各国、国連の厳しい反応に直面しました。
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