アメリカ大統領、「国民の多くは病気で有給も取れない」
(last modified Sun, 02 Oct 2016 11:09:35 GMT )
10月 02, 2016 20:09 Asia/Tokyo
  • アメリカ大統領、「国民の多くは病気で有給も取れない」

アメリカのオバマ大統領が、「多くのアメリカの労働者は、病気を理由とした有給休暇を、まったく取れない状態にある」と語りました。

(IRIB通信によりますと、)オバマ大統領は1日土曜、定例演説を行い、「アメリカの労働者が病気にかかればその日の賃金をもらえないのが現状だ。こうした中、多くの家庭は働いて収入を得る人が2人必要だ。現在、アメリカ人の多くが、病気を理由とした有給休暇を1日も取れない状態にある」と述べています。

また、「アメリカ国民の富が、限度を超えた形で一部の富裕層に握られていることは事実であり、このことによりアメリカの多くの世帯が、必要最低限の生活費にもならない賃金で生活している」としました。

さらに、「共和党議員に対して、議会で繰り返し、アメリカの労働者の大半が病気を理由に年間7日間の有給休暇を取れるような法律の可決を要求してきたが、議会はこれについて何の措置も講じていない」と語っています。