アメリカ国務省、フィリピン国家警察への銃の売却を中止
11月 02, 2016 20:05 Asia/Tokyo
アメリカ国務省が、フィリピン国家警察へのアメリカ製の銃の売却を中止することを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、アメリカ国務省は、1日火曜、声明を発表し、フィリピン国家警察への自動小銃2万6000丁の売却を中止したことを明らかにしました。
アメリカ国務省は、フィリピンのドゥテルテ大統領による麻薬密売業者の取り締まりへの懸念が、今回の売却が中止された理由だと発表しています。
フィリピンの政府と警察は、アメリカ国務省の声明に対し、「フィリピン政府は、アメリカ政府による自動小銃の売却中止を重視していない」と発表しました。
アメリカとフィリピンの関係は、ドゥテルテ大統領がアメリカを批判する発言を行った後、悪化しています。
フィリピンは、東南アジアのアメリカの同盟国と見なされています。