韓国大統領、職権乱用の調査委員会の結成に同意
11月 24, 2016 21:29 Asia/Tokyo
韓国の大統領府報道官が、パククネ大統領は、職権乱用事件に関する調査委員会を結成することに同意したとしました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国大統領府報道官は、24日木曜、正式に韓国政府の職権乱用疑惑を調査する委員会の結成と、このメンバー候補の指名に関する野党の要請に正式に合意したとしました。
韓国大統領府報道官は、これらの野党は期限までに韓国大統領の合意文書を国会に提出するとしました。
韓国の政府関係者は、今月20日、韓国の検察がパク大統領とその友人のチェ・スンシル容疑者の取調べを行おうとしていると伝えました。
この職権乱用事件に関する捜査は、来月開始されると見込まれています。
韓国の野党「共に民主党」と「国民の党」は、いずれもこの5日間で候補を指名しており、パク大統領は3日間のうちに、彼らをこの委員会のメンバーにすることになっています。
韓国の大統領が汚職に関与した容疑により、検察によって取調べを受けるのは、これが初めてのことです。
韓国憲法によれば、国家反逆罪の容疑以外には、誰も韓国の大統領を訴えることができないということです。
韓国の検察団は23日水曜、パク大統領や一部の政府関係者の家宅捜索を行いました。
パク大統領に対する支持率は、この疑惑により著しく下がっています。