12月 04, 2016 19:56 Asia/Tokyo
  • マレーシアでミャンマーのイスラム教徒の殺害が非難

マレーシアで、数千人が抗議集会を開き、ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の殺害を非難しました。

IRIB通信によりますと、マレーシアの人々数千人は、4日日曜、クアラルンプールのスポーツ競技場で、ロヒンギャ族の殺害や嫌がらせを非難しました。

マレーシアのナジブ首相もこの集会に参加し、演説の中で、ロヒンギャ族の殺害を非難すると共に、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相に対し、イスラム教徒の殺害を阻止し、彼らを守るよう求めました。

ナジブ首相はまた、インドネシア大統領にも、ロヒンギャ族の大量殺害に抗議するよう求めました。

マレーシア政府は先週にも、ミャンマー西部・ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒の弾圧に抗議し、クアラルンプールに駐在するミャンマー大使を呼び出し、両国のサッカーの22歳以下代表による親善試合を中止しました。

ロヒンギャ族のイスラム教徒は、2012年以来、ラカイン州で過激派仏教徒の攻撃を受けています。

今年10月初めからは新たな暴力の波が起こっており、この中で、3万人以上のイスラム教徒が住む家を離れざるを得なくなっています。

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