前国連事務総長の親族が収賄罪で起訴
1月 11, 2017 18:51 Asia/Tokyo
アメリカの裁判所が、国連のパン前事務総長の親族2人が不動産売買で賄賂を提供しようとしたとして起訴しました。
イルナー通信によりますと、パン前事務総長の甥と弟の2人が不動産売買を巡って賄賂を提供しようとしたとして、ニューヨーク連邦裁判所に起訴されました。
起訴状によりますと、2013年に資金不足に陥った韓国の建設会社「京南企業」は、元事務総長の弟である元顧問のパン・ギサン被告に、ベトナムの高層ビルを売却するよう命じました。しかし、パン被告らは、これを中東諸国の政府系ファンドに売却するため、中東の高官に賄賂を提供することを計画したということです。
昨年末で国連事務総長を退任したパン前事務総長は、韓国の次期大統領選挙に立候補すると言われています。