マレーシア国防相、「南シナ海の対立は、外交手段によってのみ解決されるべき」

マレーシアのヒシャムディン国防大臣が、「マレーシアは南シナ海の対立は、ＡＳＥＡＮ・東南アジア諸国連合のような、数カ国による機関を通じた、外交的な方法によってのみ解決されると考えている」と語りました。

イルナー通信によりますと、ヒシャムディン国防大臣は２３日月曜、「世界平和は単純な事柄ではない」と語りました。

ヒシャムディン大臣はまた、アジア太平洋地域の最近の外交関係とダブルスタンダードに遺憾の意を表明し、「我々は表面的には、東側と西側、中国とアメリカ、リベラリズムとポピュリズムのどちらかを選ばざるを得ない」と語りました。

さらに、この状況はアジアが大きなほうに傾く独特の伝統を持っている中で起きているとして、その中で、様々な文化や宗教は互いに協力し、数世紀にわたり発展してきたとしました。

ヒシャムディン大臣は、数カ国の安全保障上の協力は、特定の国々の中で起こった出来事に関係なく行われるべきだとしました。