アメリカ大統領府、選挙不正行為の可能性を強調
3月 14, 2017 18:37 Asia/Tokyo
アメリカ大統領府のスパイサー報道官が、最近アメリカで行われた選挙で、不正行為が行われた可能性があるとする、同国のトランプ大統領の立場を改めて強調しました。
IRIB通信によりますと、スパイサー報道官は14日月曜、ホワイトハウスで記者団に対し、「トランプ大統領は、昨年のアメリカ大統領選挙で300万人が違法に投票したと考えている」と語っています。
また、「トランプ大統領は、ツイッター上で、昨年の選挙運動期間中や政権移行時のトランプ・タワーにおける通話の傍受が行われ、これに関して多くの議論が発生したと断言している」と述べました。
さらに、「アメリカの上下両院の情報委員会は、現在、この問題を調査しており、それに関する報告書を提出するだろう」としています。
この数ヶ月間、様々なメディアにより、昨年のアメリカ大統領選挙の実施期間中に様々な情報処理システムが使用されたとする報道がなされています。
スパイサー報道官はまた、「アメリカの上下両院は、全ての情報や証拠資料に目を通すべきである。これらの資料を検討する前の意見表明は軽率な行動となるだろう」と語りました。
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