EU上級代表、「核合意は国際社会のもの」
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EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、アメリカ・ワシントンのカーネギー研究所で、核合意は国際社会のものだと強調し、「これは2つの側で定められた変更可能な合意ではない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 21, 2017 18:34 Asia/Tokyo
  • EU上級代表、「核合意は国際社会のもの」

EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、アメリカ・ワシントンのカーネギー研究所で、核合意は国際社会のものだと強調し、「これは2つの側で定められた変更可能な合意ではない」と語りました。

イルナー通信によりますと、モゲリーニ上級代表は20日月曜、イランと6カ国の核合意の締結における、外交と国際社会の効果的な役割に触れ、「核合意の成立につながったのは、まさにこの連携だ」と述べました。

また、IAEA国際原子力機関がこれまで5回にわたり、イランの核合意の遵守を認めてきたとして、「核合意の取り決めの完全な実施を評価するため、すべての関係者が参加する会合が頻繁に行われている」としました。

さらに、国連安保理が核合意を支持していることを強調し、「ヨーロッパ諸国はこの合意を守っている」と語りました。

一方、アメリカのトランプ大統領は核合意のほかの参加国に反対する立場を強調し、「核合意はこれまでで最悪の合意だ」と語っています。