国連がイスラムに対する国の大衆扇動を非難
3月 30, 2017 17:24 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、テロをイスラムと関連付ける大衆扇動を非難しました。
イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は、29日水曜、ヨルダンで開かれたアラブ連盟の首脳会議の開幕式で、「世界各国の首脳の一部はテロリズムをイスラムに関連付けようとしている」と述べました。
さらに、一部の先進国が自らの国境を難民に解放していないことは遺憾だとし、これらの国が難民に対する責務を守るよう求めました。
グテーレス事務総長は、「シリアの現状が整えられるべきときが来た」とし、シリア問題の解決を巡るジュネーブ協議が具体的な解決策につながり、恒常的な政治的解決に至るために衝突が停止されるよう、期待感を表しました。
また、国連はヨルダン川西岸におけるシオニスト政権イスラエルの非合法な入植地建設を非難すると強調し、「パレスチナの独立国家の樹立以外のあらゆる道は衝突や情勢不安の継続につながる」と述べました。
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