フィリピン大統領が、西側の批判に反応
4月 02, 2017 17:22 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、同国の人権問題に関する一部のEU加盟国の批判を否定しました。
ファールス通信によりますと、ドゥテルテ大統領は1日土曜、国外の有識者に反対する見解表明を続ける中、「EU加盟国はフィリピン国民から平手打ちを受けるだろう」としました。
ドゥテルテ大統領は昨年から何度も、人権をめぐる西側諸国の批判を否定しており、これらの国に対し辛らつな言葉を使うとともに、ヨーロッパ諸国に対し、フィリピンに対する彼らの植民地政策と占領は終わったと語りました。
麻薬密輸関係者に対するドゥテルテ大統領の措置が開始されたことを受けて、特にアメリカとヨーロッパ諸国をはじめとする西側は、ドゥテルテ大統領の立場を非難しています。
ドゥテルテ大統領を批判する評論家は、同大統領が麻薬組織や密輸業者への対応に当たって行過ぎた暴力行為に出ているとしています。