アメリカ国連大使、核合意を軽視
8月 16, 2017 19:29 Asia/Tokyo
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ヘイリー国連大使
アメリカのヘイリー国連大使が、イランに対する追加制裁は、核合意とは関係がないとして、この国際合意を重要でないかのように見せようとしています。
イルナー通信によりますと、ヘイリー国連大使は15日火曜、イランはミサイル発射、テロ支援、安保理決議違反の責任を取るべきだと主張しました。
ヘイリー国連大使のイランに対する根拠のない主張は、イランのローハーニー大統領の15日火曜の発言に反応して行われました。
ローハーニー大統領は、「アメリカの政治家は、制裁や圧力という失敗の経験が、過去の政権を協議の席につかせたことを知るべきだ。彼らがその経験に戻ろうとするのなら、イランは間違いなく、ただちに、協議が始まる前よりもはるかに発展した状況に戻ることになる」と語りました。
アメリカの政府関係者は、ほかの核合意の締結国の立場とは異なり、常に核合意を妨害しようとしています。
アメリカの核合意に対する妨害は、IAEA国際原子力機関や国連、安保理が報告の中で、イランは常に核合意の取り決めすべてを実行していると認めている中、行われています。
アメリカは、イランのミサイル実験は安保理決議2231に対する違反であり、この実験には核弾頭の搭載可能なミサイルも含まれていると主張していますが、EU外務安全保障政策上級代表の報道官は、最近、イランのミサイル実験は核合意に違反していないとしました。
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