韓国ソンジュの住民、THAADの配備に抗議
8月 16, 2017 20:00 Asia/Tokyo
-
韓国の住民、THAADの配備に抗議
韓国南部ソンジュの多数の人々が、韓国におけるアメリカのミサイル迎撃システムTHAADの配備に抗議し、デモを行いました。
イルナー通信によりますと、THAADの配備に対する韓国の人々の抗議は、韓国政府が、環境への影響を調査した上で、このシステムの完全な配備を指示するとしている中で行われました。
THAADの配備地周辺に集まった抗議者らは、環境問題の調査結果がどのようなものになろうと、THAADの配備に反対だとしています。
数日前から始まった集会で、抗議者らは声明を発表し、ムンジェイン大統領に対し、できるだけ早く、THAADを撤去するよう求めました。
アメリカと韓国は、THAADは北朝鮮の弾道ミサイルに対抗するためにソンジュに配備されているとしていますが、中国とロシアは、その射程は国境を超え、これらの国の安全保障を脅かすものだとしています。
次の文はカット
アメリカと韓国は、2016年7月、THAADの韓国配備について合意し、北朝鮮のミサイル実験を口実に、今年3月初めから、その配備が開始されました。
北朝鮮政府はこれまで繰り返し、アメリカとその同盟国が北朝鮮に対する脅迫を続ける限り、北朝鮮も軍事力や先制攻撃力の強化を続けると強調しています。
タグ