アメリカ・フロリダ州を襲ったハリケーンで、６００万人に避難勧告

大型のハリケーン・イルマが、アメリカ・フロリダ州に上陸しました。

CNNによりますと、ハリケーン・イルマにより、フロリダ州では１万世帯が停電しており、同州では７万６０００軒以上が数時間前から停電状態となっているということです。

ハリケーン・イルマは、最も強いカテゴリー５の台風とされています。

予測によれば、ハリケーン・イルマは今後数時間でさらに勢力を強め、１０日日曜には時速２２４キロに達すると見られています。

また、CNNによりますと、フロリダ州の治安関係者や警察は６００万人の地元住民に対し、自宅からの緊急避難勧告を出しており、この州のマイアミの一部では外出を控えるよう勧告が出されているとされています。

ハリケーン・イルマの通過により、カリブ海のサンマルタン島とサンバルテルミー島で、人的被害が出たほか、これらの島のおよそ９５％が完全に破壊されています。