ミャンマーサッカー協会が、イラン人監督の辞任に3つの条件を出す
9月 25, 2017 17:44 Asia/Tokyo
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コルディ氏
ミャンマーのサッカー協会が、フットサルのミャンマー代表監督をつとめていたイラン人のコルディ氏の辞任の最終的合意に3つの条件を提示しました。
コルディ前監督はロヒンギャ族のイスラム教徒に対する犯罪が新たに行われたのと同時に、ミャンマーのフットサル代表監督を辞任しました。
コルディ前監督は、24日日曜、IRIB通信のインタビューで、ミャンマーのサッカー協会は辞任に際して妨害を行ってきたとして、「ミャンマーは、3つの条件を受け入れなければ、FIFA国際サッカー連盟に訴えると脅した」と語りました。
また、一つ目の条件とは、辞任に際しての声明文を修正し、その理由をミャンマーのイスラム教徒の虐殺以外にすること、2つ目は、インタビューで、イスラム教徒の虐殺は部族対立の中で行われており、ミャンマー政府はこの犯罪に関与していないと語ること、3つ目は、受け取った金額をミャンマーサッカー協会に返上することで、1つ目と2つ目には反対したとしました。

先月25日から西部ラカイン州で始まった、ミャンマー軍のイスラム教徒に対する攻撃により、数万人が死傷しており、数十万人が難民化しています。
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