国連、「バングラデシュでのロヒンギャ族の難民の数が約59万人に到達
10月 21, 2017 19:56 Asia/Tokyo
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ロヒンギャ族の難民子供
国連のファルハン・ハック報道官が、、バングラデシュの難民キャンプにいるミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒難民の数が58万9000人に達したことを明らかにしました。

中国の新華社通信によりますと、ファルハン・ハック報道官は、バングラデシュの難民キャンプでの健全な飲料水の不足により、ロヒンギャ族の難民子供32万人の命が危険に晒されている、と語りました。

8月25日から始まった、ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒に対する同国軍の弾圧により、これまでに6000人以上が死亡、8000人が負傷しています。
ラカイン州では、2012年から、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する軍や過激派仏教徒の攻撃が行われています。ミャンマーではロヒンギャ族100万人が市民権を奪われています。
イランを含む一部の国や国際機関は、バングラデシュに避難したロヒンギャ族の難民だけのために人道支援物資を送ることができています。
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