３８年間投獄されていたアメリカ人男性が無実で釈放

３８年間も投獄されていたアメリカ人男性の無実が判明しました。

中国新華社通信がロサンゼルスから報じたところによりますと、カリフォルニア州の州知事は、殺人の冤罪で３８年間も投獄されていたクレイグ・リチャード・コーレーさんの釈放を命じました。

コーレーさんは、１９７８年、ロサンゼルス西部７０キロの地点で、２人の殺害の容疑で逮捕され、２年後に、終身刑の判決を言い渡されました。

しかし２０１５年、この事件に関する再捜査を求め、その結果、当時の検事が過ちを犯し、コーレーさんが無罪であることが明らかになりました。

また、ニューヨークタイムズは最近、カンザス州出身の黒人男性ラモンテ・マッキンタイアさんが殺人の冤罪で、２３年間もカンザス州の刑務所に収監されていたと報じました。