パキスタンで反米・反イスラエルデモが継続中
12月 14, 2017 20:11 Asia/Tokyo
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パキスタンで反米・反イスラエルデモが継続中
パキスタンのラホールで、アメリカのトランプ大統領の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関する軽率な決定に抗議する、大規模な反米、反イスラエルデモが行われています。
IRIB国際放送ラジオウルドゥー語、サハルテレビのウルドゥー語放送によりますと、ラホールのパンジャブ大学の学生が、13日水曜、抗議デモを行う中で、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」というスローガンを唱え、アメリカとシオニスト政権イスラエルの旗を燃やしました。
パキスタンの学生は、国連やOICイスラム協力機構など、国際機関に対して、パレスチナの占領地でのシオニスト政権の犯罪行為を阻止するよう求めました。
抗議者はアメリカとシオニスト政権の侵略的な政策に怒りと嫌悪を示すとともに、「アメリカとイスラエルは人権規約の最大の違反者だ」としました。

また、パキスタンの政党や宗教団体も、15日金曜、パレスチナの人々を支持し、トランプ大統領のベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都とし、大使館を聖地に移転するという決定に抗議する中で、金曜礼拝の後、パキスタン全土で抗議運動を行うと発表しました。
ヨルダンのキリスト教徒も、抗議運動を実施し、抗議の鐘を鳴らすことで、ベイトルモガッダスに対する連帯を示しました。
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