サンダース上院議員、アメリカの貧困と階級格差を批判
3月 13, 2016 22:59 Asia/Tokyo
民主党のサンダース上院議員が、アメリカの大規模な貧困と格差を批判し、この状況の改善を求めました。
フォックスニュースが13日日曜、伝えたところによりますと、サンダース氏は、「アメリカの民主主義にとって、非常に裕福な人間だけが大統領選挙に立候補できるというのは非常に悪い状況だ」と語りました。
サンダース氏は、今回の大統領選挙の目標の一つは、アメリカの選挙において資金の役割を高めることになった法律に関する最高裁判所の判断を無効にすることだと主張しました。
また、「それにより、裕福な人間だけでなく、アメリカの全ての市民が選挙に立候補できるようになる」としました。
サンダース氏は、アメリカ国内の状況についても、「アメリカでは、4700万人が貧困の中で暮らしており、この数字は世界の他の先進国よりも多く、アメリカの子どもの貧困率も、他国を上回っている」と語りました。
さらに、「アメリカの黒人の多くが劣悪な状況の中で暮らしており、警察からもひどい対応を受けている。そのような状況を変えるべきだ」と述べました。
また、「そのため、アメリカの崩れた司法制度を変えたい」と主張しています。
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