1月 18, 2018 19:47 Asia/Tokyo
  • 中国軍の空母「遼寧」
    中国軍の空母「遼寧」

中国軍の空母「遼寧」が、船団と共に台湾海峡に入ったことで、この地域の緊張が高まっています。

イルナー通信によりますと、台湾防衛省は声明の中で、「中国の空母と数隻の船が、17日水曜朝、台湾の防空識別圏内に入り、その数時間後、この地域を退去した」としました。

台湾防衛省はまた、中国の空母の台湾海峡の入域を非難し、中国は台湾への圧力強化を求めているとしました。

台湾防衛省の声明では、中国軍は2016年8月から昨年末まで、およそ25回にわたって台湾付近で軍事演習を行ったとされています。

中国軍の空母「遼寧」

 

アメリカ下院の外交委員会も最近2つの法案を可決しましたが、そのうちのひとつにより、台湾とアメリカの政府関係者は、よりスムーズに訪問ができるようになります。

もうひとつの法案では、台湾のWHO世界保健機関のオブザーバー加盟が支持されており、これも中国が反対している問題です。

アメリカ、台湾

 

中国政府は、アメリカに対し、台湾への内政干渉についての警告を発しました。

中国・新華社通信によりますと、中国の国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は、ひとつの中国という原則に反することや台湾の政府関係者との関係は、中国とアメリカの関係を損なうことになると警告を発しました。

中国は、台湾を自国の領土の一部とみなしています。

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