次期CIA長官指名のハスペル氏、拷問の停止を約束
4月 28, 2018 16:22 Asia/Tokyo
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ジーナ・ハスペル氏
アメリカの次期CIAの長官に指名されているジーナ・ハスペル氏が、取調べの際の自白の強制を目的とした拷問を、今後は行わない旨を公約することになっています。
ロイター通信によりますと、アメリカのトランプ大統領により、次期CIAの長官に指名されているハスペル氏は、来月9日に行われる、CIA長官就任の是非が検討される公聴会において、今後取調べの際の収監者に対する拷問を行わないことを公約する予定です。
こうした中、アメリカのニュースサイト・コモンドリームズは最近、論説の中で、「ハスペル氏のCIA就任が承認されることは、人権法の支配を重んじる市民をがっかりさせるのみならず、国際的な影響を伴うことになる」と報じています。
アメリカ上院は、来月9日にハスペル氏のCIA長官への就任の是非を検討することになっています。
ハスペル氏は、1985年にCIA入りし、昨年2月にCIA副長官に就任しています。
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