6月 10, 2018 18:51 Asia/Tokyo
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アメリカのウェブサイト・ローブ・ログ(Lobe Log)が、「アメリカは現在、アルバニア政府にテロ組織ISISのメンバーの受け入れを強要している」と報じました。

ローブログは、「イランの反体制テロ組織MKOモナーフェギンの受け入れ後、’アメリカはアルバニアにISISの受け入れを強要」と題した社説において、「アルバニアは、バルカン半島諸国に帰国した元ISISのメンバーの和解の場となる」としています。

また、「アルバニアはこれ以前にも、通常では受け入れがたい人々を受け入れている。アメリカは、2005年にグアンタナモ刑務所の収監者5名を、また2013年から2016年にかけても2900人以上のモナーフェギンのメンバーをイラクからアルバニアに移動させた」としました。

ローブログによりますと、現在アメリカのトランプ政権はアルバニアに対し、バルカン半島諸国にルーツを持つISISのメンバーを受け入れるよう強要しているということです。

一部のニュース報道では、ISISのメンバーはアルバニアの首都ティラナでモナーフェギンが所有する建物の一部に移動させられたといわれています。

ローブログはまた、「モナーフェギンが常に、イランへの圧力行使のための、アメリカの格好の手段となってきたように、ISISの残存勢力も適切な訓練により力を盛り返し、他国に対する似たような圧力行使のための勢力になりうる」と報じています。

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