英紙、「米の外交政策の立案者は大統領の娘婿」
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イギリスの経済新聞フィナンシャルタイムズが、「アメリカの外交政策の決定や重要な問題におけるかじ取り役は、トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏だ」としました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 18, 2018 20:01 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏
    トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏

イギリスの経済新聞フィナンシャルタイムズが、「アメリカの外交政策の決定や重要な問題におけるかじ取り役は、トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏だ」としました。

フィナンシャルタイムズによりますと、「クシュナー氏は北朝鮮の政府幹部らとの秘密裏の連絡ルートを設けており、その結果アメリカのポンペオ国務長官が北朝鮮を訪問し、最終的には米朝首脳会談の実施につながった」とされています。

また、「アメリカの政府関係者2名がフィナンシャルタイムズに対し、北朝鮮の政府関係者がついに昨年夏、シンガポールでの鉱山開発や北朝鮮との貿易に当たるアメリカの投資家ガブリエル・シュルツ氏を介して、クシュナー氏と北朝鮮との連絡ルートを設けている。それは、彼らが当時のアメリカのティラーソン国務長官を通じたこの措置では効果がなく、適切な方法でないと判断した体」と報じられています。

フィナンシャルタイムズによれば、アメリカ政府内ではクシュナー氏が舵を握っている事に対する批判が高まっており、同氏が表面的には正式な立場にないものの、水面下で中国からメキシコにいたるまでのアメリカの外交政策において、非常に幅を利かせているとされています。