アメリカ大統領、ロシア大統領をアメリカ訪問に招待

アメリカのサンダース・ホワイトハウス報道官が、１９日木曜夜、ツイッターで、トランプ大統領はロシアのプーチン大統領を今年秋にアメリカ訪問へと招待するつもりだとしました。

イルナー通信によりますと、サンダース報道官は、「トランプ大統領はボルトン安全保障担当大統領補佐官にこの招待をロシア大統領府に伝えるよう求めた」と語りました。

また、最近フィンランドで行われたアメリカとロシアの首脳会談に触れ、「ヘルシンキでの首脳会談で、具体的な話し合いを続けていくことが強調された」と語りました。

この招待は、最近行われたアメリカとロシアの首脳会談により、アメリカ国内で反ロシア感情が高まっている中で行われています。

アメリカの共和党と民主党の議員は、この会談、両首脳の共同記者会見を批判し、政府に対して圧力をかけました。

トランプ大統領はプーチン大統領との共同記者会見で、アメリカ大統領選挙におけるロシアの干渉に関する記者団の質問に対して、ロシアが２０１６年の大統領選挙に干渉する理由はまったく存在しないとしました。

この発言は、アメリカ国内で大きな批判を浴びています。

ロシアは情報機関と民主党を通じて、２０１６年の大統領選挙に干渉し、トランプ大統領を支援した疑いをかけられています。

ロシアはこの干渉に関する疑惑を否定しています。