ミャンマー軍関係者、「国連はミャンマー問題に干渉する権利はない」
9月 25, 2018 20:12 Asia/Tokyo
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ミャンマー軍のミン・アウン・フライン最高司令官
ミャンマー軍のミン・アウン・フライン最高司令官が、「国連はミャンマーの問題に干渉する権利はない」と語りました。
フランス通信によりますと、ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒の集団虐殺への関与を指摘されているミン・アウン・フライン最高司令官は、「いかなる国、機関、組織も、他国の主権に関与したり、干渉したりする権利はない」と語りました。
国連がミャンマーに関して報告を発表して以来、ミャンマーの関係者が発言を行うのはこれが初めてです。
国連は先ごろ、ミャンマーの民族浄化の原因はこの国の軍にあるとし、ミャンマー軍は世界最悪の軍隊だとしました。
赤十字国際委員会は、「ミャンマーの現在の状況は、ロヒンギャ族のイスラム教徒の難民が帰国する上で安全ではない」と発表しました。
2017年8月25日以来、ミャンマー軍と過激派仏教徒による、ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒に対する攻撃で、6000人以上のイスラム教徒が死亡、8000人が負傷し、およそ100万人がバングラデシュに避難しました。
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