アメリカ元国防長官、「イランに対する脅迫は愚かな行動」
10月 05, 2018 16:44 Asia/Tokyo
アメリカのヘーゲル元国防長官が、現在のアメリカ政府の政策を強く批判し、「イランへの脅迫は愚かな行動だ」と語りました。
ヘーゲル元長官は、4日木曜、軍事情報誌「ディフェンス・ワン」のインタビューで、政府関係者に向けて、「脅迫によって、イラン、シリア、ロシアに何かを強制できると考えるのは愚かだ」と語りました。
また、「シリアの治安回復は、イランとロシアの協力なしでは不可能だろう」と認めました。
この発言の前には、アメリカ中央軍のヴォーテル司令官が、「イラン対策に関してホワイトハウスから指示が出ておらず、シリアにおけるアメリカ中央軍の活動は、これまでの立場に基づくものとなる」と語っていました。
アメリカは、2014年にテロ組織ISISとの戦いを理由にシリアに軍を派遣し、シリア北東部のクルド人自治区に2000人の兵士を駐留させています。
アメリカ当局は、この駐留の目的について矛盾した発言を行っています。
アメリカ軍のシリア駐留は、シリア政府の許可なく行われています。
アメリカと反シリアのその同盟国は、7年前、ISISなどのテロ組織を利用して、シリアの合法政権を転覆させようとしましたが、その目的の実現に失敗しました。
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