アメリカ大統領が、サウジへの武器売却を正当化
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トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領が、サウジアラビアに対する武器輸出の停止に反対するだろうと強調しました。
トランプ大統領は22日月曜、アメリカの新聞USAトゥデイのインタビューに応じ、サウジアラビア人記者カショギ氏の殺害への関与が明らかになった後の、サウジへの武器売却停止に反対するとともに、「サウジアラビアを処罰する方法は、ほかにもいくつかある」と語っています。
トランプ大統領は、サウジアラビアの立場表明に合わせて、事前の計画によるカショギ氏の殺害を否定し、「カショギ氏の殺害に関するサウジ政府の釈明には疑問が残る。だが、自分はサウジアラビアへの武器売却停止に向けたすべての動きに反対するだろう」と述べました。
さらに、自分の考えでは、カショギ氏は殺害目的で計画的にトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に連れ込まれたのではない、としています。
サウジアラビアの反体制派ジャーナリストのジャマール・カショギ氏は、今月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア領事館内に入った後、行方不明となっていました、
サウジアラビア政府は、18日間にわたる沈黙、否認の末、国際社会の圧力を受け、20日土曜、ついにカショギ氏が同領事館内で殺害された事実を認めています。
この事件に関する最新の報告によれば、カショギ氏は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の命令により、同国の情報機関の要員らにより殺害されたことが判明しています。
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