インドネシアが、原油取引でのドル使用停止へ
10月 29, 2018 19:57 Asia/Tokyo
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インドネシアの国営石油・天然ガス会社プルタミナ
インドネシアの国営石油・天然ガス会社プルタミナが、「ドルによる経費を削減するため、世界市場や地域市場での原油購買を、ドル以外の通貨で行う意向だ」と表明しました。
東南アジアの複数のメディアによりますと、プルタミナ社の市場開発主任はこれについて、「当社は、自社の入札・原油購買に当たって、インドネシアルピーなど、ドル以外の通貨を使用する見込みだ」としています。
同主任によれば、この措置はプルタミナ社の現状や、インドネシアの大企業である同社のドル関連の経費削減の必要性に注目して実施されるということです。
プルタミナ社は、インドネシアルピーの力の回復、強化のため、国際市場における自国通貨での自社の取引を追求しています。
複数のメディアによりますと、この数ヶ月間でインドネシア・ルピーのレートが急落しており、外貨との差が益々拡大しているとされています。
インドネシア貿易省は28日日曜、同国の貿易赤字削減に向けて13カ国との通商協定を見直し、これらの国に対する自国の輸出を増やしたい考えです。
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