アムネスティがナイジェリアのシーア派の人々に対する虐殺を認める
11月 01, 2018 17:21 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティインターナショナルのナイジェリア支部の支部長が、ナイジェリア軍は同国のシーア派数十人の虐殺により訴えられたとしました。
アムネスティのOsai Ojighoナイジェリア支部長は、31日水曜、「ナイジェリアの軍と治安部隊が、抗議の行進をアブジャ州で行っていたナイジェリア・イスラム運動のメンバーに対して、自動小銃を用いていたことを示す、法的訴訟の証拠を入手している」と語りました。
また、先月27日には、6人が、そして先月29日月曜には少なくとも39人のナイジェリア・イスラム運動のメンバーが虐殺され、およそ122人が負傷したとしました。
さらに、「動画や目撃証言は、一様に、ナイジェリア軍が平和的な集会に対して警告なく発砲したことを示している」と述べました。
Osai Ojigho支部長は、負傷者は、身体のいたるところに銃撃を受けたと強調しました。
これ以前に、ナイジェリア・イスラム運動の報道官は、アルバインの行進と、ナイジェリアのシーア派指導者ザクザキ師を支持する行進に対して、ナイジェリア軍が攻撃したことによる殉教者の数は、49人に達したと発表しました。
この数年、ナイジェリアの治安部隊が追悼儀式などのイスラム教徒の一団に攻撃したことによる殉教者の数は、数百人に達しています。
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