国連事務総長、「地域・国際舞台の主要国はイラン核合意の存続を保障することが必要」
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国連グテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長が、イラン核合意は多国間外交による最も重要な成果だとあらためて強調し、地域諸国や世界各国に対し、核合意の存続を保障するよう求めました。
イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は12日水曜に国連安保理で提起されることになっている、安保理決議2231の履行に関連する6回目の報告において、イラン核合意が安保理決議2231の中で承認されていることを強調し、「この国際合意は世界の安定維持のために必要だ」と語りました。
また、イランの核合意遵守を歓迎した上で、「この合意の前に立ちはだかる問題とは、アメリカの核合意離脱と核合意により解除されていた対イラン制裁の復活によるその後の影響だ」と指摘しました。
グテーレス事務総長はさらに、アメリカの核合意離脱と対イラン制裁の復活が核合意の目的を推進する上で障害となっているとし、「安保理決議2231は、すべての国連加盟国に対し、イラン核合意の実施を支持し、この合意の弱体化につながるいかなる行動も回避するよう求める」としました。
安保理決議2231では、グテーレス事務総長が半年毎に同決議の実施プロセスを安保理に報告することが義務付けられています。
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