アメリカで、政府系機関閉鎖により混乱が継続
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トランプ大統領と政府系機関閉鎖問題
アメリカで、政府系機関の業務再開をめぐる議会と大統領府の交渉が、またもや物別れに終わりました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、アメリカのトランプ大統領は6日日曜、ツイッター上で「マイク・ペンス副大統領が議長を務める議員らとの協議で進展は見られなかった」と語っています。
トランプ大統領は4日金曜にも、民主党の下院議員らとの会談後、記者団に対し、「メキシコ国境壁の建設予算が確保されない限り、政府系機関は業務を再開しないだろう」と述べました。
また、「国境壁の建設に必要な費用を確保すべく、何ヶ月でも、また何年でも政府系機関の閉鎖を続ける」としています。
アメリカでは、国境壁の建設予算をめぐる大統領と議会の対立により、先月22日から政府系機関の一部が閉鎖されたままとなっています。
アメリカ大統領府は、「メキシコ国境壁の建設のため57億ドルの予算を要求しているが、議会側がこれに応じない」と表明しました。
アメリカの政府系機関の閉鎖に伴い、少なくとも80万人の職員が賃金未払いや失業に追い込まれています。
なお、信用格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、アメリカの政府系機関の閉鎖により、同国の経済が1週間当たり12億ドルの損害をこうむっており、この状態はまだ続くだろうとしています。
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