ナイジェリア国民が、拘束中のプレスTVアナを支持するデモを実施
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ナイジェリアでのプレスTVの女性アナを支持するデモ
ナイジェリアで18日金曜、多数の市民がアメリカで拘束中のプレスTVの女性アナ、マルズィーエ・ハーシェミー氏を支持するデモを行いました。
アメリカ生まれのハーシェミー氏は今月13日、家族訪問のためアメリカに入国した際、同国セントルイス空港で正当な逮捕理由を告げられないまま突然逮捕され、ワシントンDCにある連邦警察の留置場に身柄を移されました。
ハーシェミー氏は、拘束された直後に留置場の職員によって鎖で手足を縛られ、イスラム教徒の証としての被り物・ヘジャーブを強制的に剥ぎ取られ、イスラム法上許可されているハラール食品も提供されていないということです。
ハーシェミー氏の拘留は6日間に及びますが、その間にしかるべき罪名を告げられていません。

アメリカでハーシェミー氏が逮捕されたことは、世界で大きな反響を呼んでいます。
アメリカ・マイアミ大学で法学の教鞭をとる Ricardo Bascuas教授は17日木曜、「ハーシェミー氏の逮捕はアメリカ合衆国憲法に違反している」と強調しました。
アリー・アスギャリーIRIB会長も今月16日、ハーシェミー氏の逮捕を非難し、「プレスTVのアナウンサーの1人が、イスラムを信奉し、自由を求め、革命的な精神をもち、アメリカで真理・抵抗戦線を支持したがために身柄を拘束された」と語りました。
IRIB国際放送のジェベリー局長も同日、ヘジャーブを剥ぎ取るという、ハーシェミー氏に対するアメリカ当局の行動を非難し、「このような行動は、イスラムの神聖や価値観への冒涜に等しい」と述べました。
マルズィーエ・ハーシェミー(アメリカ名メラニー・フランクリン)氏は、アメリカ・コロラド州の出身でジャーナリズム学を修めており、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師に感化されてイスラムに入信し、イランに移住していました。
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