プレスTVのハーシェミー・アナ、「FBIから奴隷同然の扱いを受けた」
1月 26, 2019 15:10 Asia/Tokyo
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プレスTVのマルズィーエ・ハーシェミー・アナウンサー
イラン国営衛星通信・プレスTVのマルズィーエ・ハーシェミーアナウンサーが、アメリカ当局から解放された2日後、「アメリカのFBIから、奴隷同然の扱いを受けた」と語りました。
IRIB通信によりますと、ハーシェミー氏は25日金曜、ロシアのニュース専門局・ロシアトゥデイのインタビューで、「FBIの職員に権利を蹂躙され、今回の拘束期間中に最低限の個人的な権利さえも剥奪された」と語りました。
また、拘束中何度も写真を撮られ、DNA検査を受けさせられたと述べました。
ハーシェミー氏は、アメリカに入国した際、空港で正当な罪名なしに逮捕され、11日後の23日午後(ワシントン現地時間)にようやく釈放されました。
プレスTVのアメリカ系記者で、ドキュメンタリー製作者でもあるハーシェミー氏は、今月13日に家族訪問のためアメリカを訪れた際、同国セントルイス空港で正当な被疑事実なしに逮捕され、ワシントンにあるFBI管轄下の抑留施設に移されていました。
また、逮捕されるとすぐに手足を鎖で縛られ、イスラム教徒であるにもかかわらず、イスラムの戒律にのっとった女性の被り物・ヘジャーブを強引に脱がされ、またイスラムで許可されているハラール食品の摂取も許されなかったということです。
ハーシェミー氏がアメリカで逮捕された出来事は、世界で大きな反響を呼びました。
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