ベネズエラ大統領、「わが国の軍は米に従属せず」
2月 07, 2019 21:12 Asia/Tokyo
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ベネズエラのマドゥロ大統領
ベネズエラのマドゥロ大統領が、同国に対するアメリカの軍事攻撃の示唆に触れ、「わが国の兵士はアメリカに従属しておらず、政府を支持している」と語りました。
APTNテレビによりますと、マドゥロ大統領はベネズエラ北西部スリア州にある軍事基地で、兵士らを前に演説し、「アメリカのトランプ大統領はわが国に対する軍事攻撃の準備を整えているが、わが国の武装軍は政府を支持している。アメリカに従属していない」と強調しました。
トランプ大統領は、先日の一般教書演説において「マドゥロ大統領への圧力を強化するつもりであり、軍事的手段も考えている」と語りました・
ベネズエラの反体制派指導者のフアン・グアイド氏は、先月23日にアメリカとその同盟国の支持を受け、ベネズエラ暫定大統領への就任を宣言しました。同国の政府と国民は、この措置をベネズエラ国民の選んだマドゥロ大統領に対するクーデターとみなしています。
イラン、ロシア、キューバ、中国、トルコ、南アフリカ、ウルグアイなどの多くの国は、アメリカとその同盟国がグアイド氏支持を表明したことを非難し、ベネズエラの国家主権と領土保全の尊重を強調しています。
アメリカとその同盟国は、ベネズエラの反体制派を支持し、反米的なベネズエラの合法政権の転覆を目論んでいます。
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