NZでのテロ攻撃の犠牲者が50人に
3月 17, 2019 15:12 Asia/Tokyo
ニュージーランド警察が現地時間で17日日曜、同国クライストチャーチのモスク2カ所で発生したテロの犠牲者が、50人になったことを明らかにしました。
15日金曜正午、武装した複数の人物がクライストチャーチ市内にあるモスク2カ所に乱入し、礼拝者らを銃撃しました。
この事件の犠牲者の多くは、白人優越主義者で移民を敵視していたとされるオーストラリア人、ブレントン・タラント容疑者(28)により殺害されています。
タラント容疑者は、少なくとも41人の死者を出した17分間に渡る自分の犯行の様子を、頭につけたカメラで撮影し、フェイスブックでライブ配信しました。
ニュージーランドのアーデーン首相は16日土曜、記者会見し、タラント容疑者が銃を合法的に所持する許可を得ていたことを明らかにしています。
また、「この事件の実行犯は2017年に銃所持の許可を取得した」とし、「この人物は、当時から次第に銃などの兵器の所持保有を開始した」と述べました。
ニュージーランド警察はこれまでに、この事件に関与したとされる人物4名を逮捕しています。
これまでに、イランを初めとする多くの国や国際機関が、今回の事件を非難する声明を出しています。
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