欧州議会が、対米通商協議の新ラウンド開催に反対
3月 17, 2019 21:02 Asia/Tokyo
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欧州議会
欧州議会が、賛成多数でアメリカとの通商協議を否決しました。
オーストリアの新聞Wiener Zeitungによりますと、欧州議会の議員198名が、アメリカとの通商協議の再受け入れに賛成票を投じ、223人が反対票を投じました。
最近、セシリア・マルムストローム欧州委員(貿易担当)は、関税賦課に関する雨利との協議の必要性を強調し、「アメリカのトランプ大統領がヨーロッパの自動車産業への重税の賦課という決定を実施すれば、EUも対米交渉を打ち切り、対抗措置に出る」と語っています。
アメリカのトランプ政権は、ヨーロッパやカナダ、メキシコから輸入される鋼には25%、アルミニウムに関しては10%の関税を賦課しています。
これに対しヨーロッパ側も対抗措置に出て、飲料や衣料、オートバイなどの32億ドル相当のアメリカ製品に関税を賦課しました。
昨年中盤に、アメリカとEUの間で貿易関税に関する暫定的な合意が成立したものの、トランプ大統領の新たな脅迫により、現在EUはアメリカとの通商対立を抱えています。
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