ナイジェリア軍が、シーア派支持者らを攻撃
7月 13, 2019 18:04 Asia/Tokyo
ナイジェリアの治安部隊が、同国のシーア派指導者の釈放を求めて街頭に繰り出していた抗議者に、銃を発砲しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、ナイジェリアの治安部隊は12日金曜、同国カドナ地方において、ナイジェリアのイスラム運動の指導者ザクザキ師の釈放を訴えていた抗議者らに向かって発砲しました。
ナイジェリア政府当局はまた、首都アブジャでも抗議者の多くを逮捕しています。
この報道によれば、今月9日にナイジェリア議会前で実施された抗議行動の中で、治安部隊の発砲により2人が死亡したということです。
ナイジェリアのシーア派の指導者ザクザキ師は2015年12月、同国ザリアの自宅にいたところを警察に襲撃され、現在まで拘束状態が続いています。
ザクザキ師の家族は、同師の健康状態が日々悪化しており、速やかに治療を受ける必要があると訴えています。
ナイジェリア裁判所がザクザキ師の釈放判決を下したものの、師はその後も刑務所に収監されたままとなっています。
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