ベネズエラ大統領が、反体制派との協議に応じる意向を表明
(last modified Sun, 11 Aug 2019 09:34:10 GMT )
8月 11, 2019 18:34 Asia/Tokyo
  • マドゥロ大統領
    マドゥロ大統領

ベネズエラのマドゥロ大統領が、同国の反体制派との協議中止後3日ぶりに、反体制派側との合意成立に応じる用意があることを明らかにしました。

フランス通信によりますと、マドゥロ大統領は10日土曜、先週アメリカが行使した対追加ベネズエラ制裁に対する、市民の抗議行動の中、ベネズエラの首都カラカスで演説し、「自分は、政治、社会、経済関連の協議を考えている。それは、協議の大切さを信じているからだ」と語っています。

また、「我々は、話し合いや合意成立に向けた用意があるが、それにはわが国を尊重する態度が必要だ。わが国が尊重されなければ、抗議や闘争が続くだろう」と述べました。

ノルウェー・オスロで今年5月中旬に実施された初の折衝の後、ベネズエラ政府側と、フアン・グアイド氏が率いる同国の反体制派側の代表による協議は先月8日、バルバドスで再開されました。

アメリカ政府は今月6日、ベネズエラの在米資産のすべての凍結を発表するとともに、グアイド氏にとって有利となるよう現政権の退陣を求めています。

これに対し、ベネズエラ現政権はアメリカの追加制裁に抗議し、これらの対話の停止を決定しました。

 

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