フランスで、「黄色いベスト」の抗議者数十人が身柄拘束(動画)
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通算47回目の開催となったフランスの反政府デモ「黄色いベスト」運動が、治安部隊の襲撃により暴動に発展しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
10月 06, 2019 20:02 Asia/Tokyo
  • 「黄色いベスト」運動
    「黄色いベスト」運動

通算47回目の開催となったフランスの反政府デモ「黄色いベスト」運動が、治安部隊の襲撃により暴動に発展しました。

IRIB通信によりますと、首都パリをはじめとするフランス各地で5日土曜、治安部隊が抗議者の取り締まりに当たって警棒や催涙ガスを使用しました。

フランスの情報筋は、「治安部隊は抗議者数十名を逮捕した」としています。

フランスでは、2018年11月17日から政府の政策に反対する市民の抗議行動が継続されています。

この抗議行動の中で、11人以上が死亡したほか、およそ1万4000人の負傷者や逮捕者が出ています。

黄色いベスト運動は当初、フランスのマクロン大統領による燃料税引き上げをはじめとする経済政策への抗議行動として始まりましたが、その後急速に政治化しました。

この運動の参加者は、黄色いベストと自称し、フランス市民への圧迫の高まりの原因はマクロン大統領にあるとして、同大統領の辞任を求めています。

世論調査会社オドクサが、フランスの新聞ル・フィガロとラジオ向けに行った最近の調査によれば、フランス国民の4分の3がマクロン大統領の行動に不満を抱いています。

 

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